始まりは突然に
始まりは下の子が生まれる数カ月前から体の変調をきたしていたんです。
上の子が生まれてから中々2人目が授からず妻と相談しながら不妊治療数年行い
最後は体外受精を選択しました。幸いにも1度目の治療にて命を授かり出産までたどり着きました。妊娠中や出産後一大事が起きるんだけど後程語ります。
体外受精の流れは、だいたい「排卵誘発」「採卵・採精」「受精・培養」「胚移植」「妊娠判定」の5つになります。今は医療保険である程度費用は賄えます。当時は各病院の提示する出産費用が掛かりました。この辺はちゃんと病院に確認しましょう。
妻にとってどの段階でも不安やストレスで気分が落ち着かなかったと思う。そんな最中私の心が徐々に壊れていきました。
妊娠初期妻の体調が思わしくなく私が色々と家事をする事になるが洗濯と洗い物は無難にこなしていた。がしかし問題は料理と掃除である。仕事から帰ってきて洗濯機を回して干せばいいしわけだし洗い物もねるまでに仕上げればいいわけです。掃除といっても普段の掃除機をかけて布団を干してといった訳ではなく、自宅の荷物整理の事である。マイホームに引っ越して10年余り色々な荷物が各部屋に散乱している。(汚部屋ではないよ!)新たな子供の生まれる前に家の中を綺麗にする!至極当たり前である。特に娘の小さい頃の洋服が山のようにあり問題はどう仕訳をすればよいのかわからない。我ながらポンコツである。そこで思いついたのがホームセンターで売っている透明な収納ボックスにしまうことを思いついたのです。早速購入し作業に着手!せっせと仕分けして無事終了!と思いきやこれが大きな間違いであった。妻からしたらただ荷物を違う箱に移動しただけでサイズや着る着ないの断捨離すらできていない事に激おこでした。涙ながらに怒られました。「時間の無駄」「何してんの」「できないのにやるな」等々罵声も浴びせられました。体調不良の妻に余計な事をしてしまった。身ごもの妻にもの凄く負担をかけてしまった。ストレスをかけてしまった。ただひたすらに謝るしかなかった。兎に角謝ったのです。当然許しを得れるわけもなくひたすらに泣く妻を見ながら私も自然と涙が流れていたのを覚えています。この時は妻の為に兎に角頑張らねばと思っていたと思います。今思えば本当に周りが見えていなかったんだと思いました。そしてこの時はまだ自分のメンタルヘルスに変調が起こるとは知らずに必死でした。
続く
男性産後うつについて
ざっくりですが女性の産後うつは出産によってホルモンバランスの大きな変化があることに加え、周囲のサポートが少ないなど周囲の環境などが引き金となって産後うつになると言われています。
およそ30%の女性は、産後2日~5日頃に、涙もろさや不安定な気分、抑うつ、イライラなどを体験しますが、だいたいは一過性で自然に軽快します。これはマタニティブルーと呼ばれており、生活や育児への支障はほとんどないか最小限です。ですが、抑うつ気分や過度の不安、興味または喜びの喪失、不眠、気力の落ち込みなどが2週間以上続く時は、産後うつが心配されます。
では男性は?世間でも中々認知されていませんがここ最近メディアでもちょいちょい話題に上がってます。海外ではかなり研究が進んでいるようです。ある調査では一歳未満の子育てをしている父親のメンタルヘルスに不調をきたしているのは全体の11%に及びこれは母親のと同等だそうです。つまり10人に1人は産後うつになっているわけです。
身の回りの環境変化が原因であったり子どもが生まれたことによる、父親になるプレッシャーや将来への不安などを抱えてしまう場合があります。
どんな人がなりそう?
真面目
几帳面
責任感が強い
周りに相談者がいない、サポートがない
等だそうです。私も何とかしなきゃ、自分がやらなければと産前から動いてました。ただやみくもに。そして怒られないように。
因みに妻の妊娠期においても旦那さんのうつは発症するようです。
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頑張ってください